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Talking Mad Max and Climate Change with Costume Designer Jenny Beavan

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Talking Mad Max and Climate Change with Costume Designer Jenny Beavan

2017/02/20

今夜ロンドンのファブリック(というクラブ)で開催されるパーティー、スイッチ・トゥ・グリーン・エネルギーのテーマはマッド・マックスです。私たちは伝説的コスチューム・デザイナーのジェニー・ビーヴァンに予知夢のような映画について、そして終末の戦士のようなドレスアップの仕方について聞きました。

ジェニーがジョージ・ミラー監督の終末ものの大作、マッド・マックス・怒りのデスロードのコスチュームデザインでアカデミー賞を取った時、彼女は壇上で力強いメッセージを残しました。“もし私たちが互いに親切にするのをやめて、大気を汚染し続けるならば、マッド・マックス、恐ろしくも予言的になり得るのです。”と彼女は警告しました。

マッド・マックス・怒りのデスロードを見たことがない人、またはミラー監督が2015年に作った映画のベースとなった70年代や80年代のその類の映画を見たことがない人たちのために。干ばつによって荒廃する未に生き残るためにもがくマックス・ロカタンスキーの話です。燃料と武器が通貨になります。砦として知られる砂漠の要塞出身の無慈悲な将軍が支配します。ジェニーが気候変動の結末について警告するために、オスカー授賞式の場をそのプラットフォームとして使ったのも不思議ではありません。

“映画についてたくさん話したいと感じていました。するとそのメッセージが私の中をどんどん占めていったのです。”と彼女は今日教えてくれました。“私は水のない所へ行ったことがあります。そういう所へ行くと、人はどんどん絶望的になっていくのです。今こそ一言言わなければならないと思いました。”

ジェニーは二度目のアカデミー賞を勝ち取ったこの映画に、そしてさらに、気候変動に対する人々の関心を集めるのにも有効なこの映画を極めて誇りに思っています。“これらコスプレは本当に素晴らしいですよ”と今夜のファブリックでのマッド・マックスをテーマにしたパーティーで彼女は言いました。“いくつか見たことあるコスプレもありました。オンラインでどうやってマッド・マックスのコスチュームを作るか学べることも知っています。それって褒められているってことでしょう!もしも私が素晴らしいアーティストで、誰かが私のふりをしているのであれば、私は落ち込むかもしれませんが。でもオンラインに載っているのは、誰もが試してみて、学んで、楽しむためにあるものですから。”

最初はどうやってマッド・マックスに関わるようになったのですか?

プロデューサーの一人から声がかかったのです。その人は、私が結構大きなプロジェクトでも、極めて過酷な場所にいてもやっていけることを知っていました。私はあらゆる仕事を引き受けますし、素敵で安全なコスチュームを作るデザイナーであると認識されているのは知っていますが、あえて過酷な場所という点を指摘しました。それで、私は少し外に出たかったのです。すると私にも追い風が吹いてきたのです。この素晴らしいチャンスがやってきました!私はジョージ(ミラー)に会いにオーストラリアに行きました。ワオ!これはチャレンジだわと思いました。つまり、今まで私がいつもこんな仕事ができたらいいなと望んでいた仕事だったのです。

最初に与えられた要約は何だったのですか?

そうですね、明らかに、ジョージには良いアイディアがありました。何か私が試してみても良いか、そして新しいものをやってみないかと私は彼に言いました。そして彼は素晴らしいことに、いいよと言ってくれたのです。それで私はシドニーへ行って、数冊面白そうな本を買いました。一つは(un)FASHIONでした。もう一つはゴミから服を作る本、ジョージは本当に興味を持ってくれました。私はそこを去り、アシスタントとコンセプト・アーティストと仕事をしました。作ったもののうちのいくつかは、ジョージが初めに思ったのとは全く違うものでした。それでいくつかは彼が抱くイメージに近くなるよう送り返されてきました。しかしジョージとの仕事というのは、本当に全てが彼の頭の中にあるのです。それを引っ張り出す作業になるのですね。

作り上げるのにはどれくらいの期間かかりましたか?

ジョージがもう数ヶ月オーストラリアに滞在しなければならなくなったので、かなり多くの時間を費やしました。私にはオーストラリア、南アフリカ、イングランド、ナミビアからとキーとなる人たちがいました。しかし労働力となる人たちのほとんどは、映画の仕事には携わったことのないローカルの人たちでした。それは素晴らしかったです。彼らが新鮮味やオリジナリティーをもたらしてくれるからです。

演者の人たちは自身のコスチュームにどれくらいの影響があるのですか?

俳優さんたちは演じるキャラクターにとても強いアイディアを持っているので、彼らとそのキャラクターについてよく話をします。しかしジョージは、本当に頭の中に決まったルックスに対するアイディアがあるのです。彼は人にはある一定の方法でやって欲しいと思っています。5人の女性に衣装を着せて、ドレーピングがどのように見えるか、個人的にどのように感じるかをやっていました。ジョージはそのラッピングのアイディアが大好きだったのですね。なぜならば彼がシュツットガルトだかどこかでみたバレエから来たアイディアだったからです。

コスチュームに対するあなたの愛情は初めはどこから来たのですか?

劇場デザインのコースを受講しました。元々はセットのデザイナーになりたかったのです。私はただ何か文化的環境を作るのが大好きでした。コスチュームデザインは後になってやって来たことです。本当に、それは物語のようなもので。それが私がセットにしていたことであり、コスチュームにしていることなのです。私は物語を伝えるのが好きです。多分ヴィヴィアンもそうだと思います。服は芸術の一部で、人が服を選ぶ方法、その着方、それが物語になるのです。

どこからインスピレーションが来ますか、人間観察?それともリサーチ?

その全部です!もう一度言いますが、それはプロジェクトの特性です。私はアートギャラリーにいる人たちに関する映画の仕事をしましたが、色んなギャラリーに行っては座ってただただ人を観察しました。マッド・マックスでは、すべての分野を探求しました。ナイジェリアの素晴らしいアーティスト、ジャンクマン、ディプロムプリズリケは、ゴミを材料にアートを作ります。また、私が抱えるローカルのチームとも話をします。マスクメーカーとは特に。彼らには、この材料があって、こういう見え方がいいのだけど、何ができるかしらとよく聞きます。すると彼らは信じられないほどとても素晴らしいイメージを出してくれるのです!もちろん、同時に問題もあります。目に砂が入るので、コスチューム作業をし始めるのには特定の実用性が必要となりました。物が入れられるようズボンにはポケットが必要だった。衣装のどれもが面白い物語を持っています。

最後に、、、今夜のパーティーでドレスアップをするにあたってのアドバイスはありますか?

パーティーですから、おそらく快適にするようにとアドバイスするでしょうね!強くて素敵なゴツいブーツ。そして楽しんで下さい。みんながどんな風にドレスアップしたのか見るのが楽しみです。

※原文の意図や雰囲気を残すため、あえて直訳に近い表現を残してます。
オリジナルはこちらをご覧ください。